<背景>
幼稚園から大学院までを擁する総合学園として、各教育機関が個別に学生募集などの広報活動を展開。そのため、表現のトーン&マナーが施策ごとに異なり、「学園全体の価値や魅力をどう伝えるか?」が一つの課題となっていました。100周年という節目を迎えるにあたり、この課題を解決するとともに、より効果的なコミュニケーションを展開するべく、ブランドブックの制作が行われました。
<施策>
生きた言葉を聞き出し、生かす。
学園長および学校長に行ったヒアリングでは、子どもや学生への真摯な想いが詰まった珠玉のエピソードの数々を聞くことができました。そこで、奇をてらった表現ではなく、ヒアリングで得られた言葉そのものをコピー化し、学園の風景とともに掲載するフォトブック形式の冊子を制作。リアルな台詞と情感あふれる写真で、「成城学園という人格」を丁寧に視覚化しました。
Photography: 中川 正子