「言葉起点」でブランディングを考える会社

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「高いもの」には、
「高い理由」があることを
伝えてファンにする。

 株式会社竹福

 
竹福ロゴ
制作実績/竹福ブランドストーリー
 

<背景>
厳選して仕入れた一頭牛を熟練の職人が手間暇かけて精肉にしている竹福は商品単価も高く、200gのヒレステーキ3枚で3万円超も。創業50周年と地上300m日本一の超高層ビル「あべのハルカス」への出店を控え、同社は新規顧客獲得を視野に総合カタログの刷新に踏み切ります。これまでのカタログは網羅的な商品紹介に終始し、肉づくりの哲学はほとんど語られていませんでした。しかし、竹福だけが持つ「こだわり」を伝えられれば、消費者の購買動機をもっと喚起できるはずです。

<施策>
「商品」ではなく、「商品を生み出す哲学」を売ろう。
消費者は良い肉は生産地がつくるものと思っています。カタログにおいては、消費者の「生産地=クオリティ、おいしさ」という認識をただすことをミッションにしました。牛はただ生まれて、おいしい肉に育つのではありません。仕入れ、解体、スジとり、時間と闘いながらのスライス、冷凍。ほんとうにおいしい肉を届けるには、何人もの熟練の目と手が必要です。
他社の肉と「竹福の肉」はなにが違うのか?=竹福を他と隔てるものとは何か? それをきちんと語ることで竹福ブランドへの信頼は高まり、むしろ高い商品単価は「選ぶべき理由」に変わるはず。
その仮説をもとに「おいしい肉は、人がつくる」というコンセプトを立案。カタログの冒頭からいきなり商品を見せるのではなく、竹福の肉づくりに携わる人々の姿や想いを臨場感溢れる写真と深みのあるコピーで描くストーリーページを制作しました。
Design:アンパサンド・ワークス Photography: 久間 昌史

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